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LEGOレゴ8386フェラーリF1レーサー1:10レビューその5

 

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今回は、コックピット(Cockpit)についてレビューします。

 

 

目次

 

 


コックピットとは

 

操縦席とその周辺のことを示めします。

フォーミュラ1レーシングカーの場合、

レースの勝利の為の操縦性・空力など外観形状、

これに加え事故災害等からの安全性などがコックピット性能として優先されます。

 

 

コックピットの再現

 

レゴ8386は大きく3つの構造から構成されます。

1)フレーム、2)外観パネル、3)操縦ハンドル です。

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フレーム

 

非常に強靭な構造にしています。

これはレゴとしては50cmの大型の構造を支えるためであり、

また、後述するハンドル操作の剛性確保からだと思います。

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外観パネル

 

パネル状のレゴ部品を用いて質量感を出しています。

一方で曲線的なところをゴム製のロッドで丸みで処理しています。

造形的には上手い処理だと思います。

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ハンドル

 

実際のクルマでは、左右両側に操作グリップ(握り)と中央に操作スイッチ類が

配列された操作集中型のものになります。

レゴ8386では、1つのレゴ部品としてだけで再現されます。

ハンドルは一般大衆車の円形のものではなくW字形です。

この方が実際のクルマに近く、レーシングカーを実感できるように思えます。

部品の中央を観察してみると、いろいろな形状が配列されているので、

雰囲気があります。

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ハンドルの操舵

 

ハンドルに直接接続しているセンターシャフトが前方に伸び、

これがタイヤの方向を操作するラックピニオンのギアへ回転方向の力を伝達します。

一方でコックピット後部のツマミとは、コックピット下部を通して連結されており、

ツマミの回転操作で、ハンドルとタイヤの方向操作ができます。

この辺りはレゴテクニックシリーズの手法で、非常に楽しいところです。

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ペダル類

 

足元に目を移してみます。

ブレーキやアクセルのようなペダル類は存在しません。

しかしタイル状の壁にしてあるので、ペダルがあるような印象です。

この処理は非常に好感が持てます。

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残念なところ、苦戦したところ

 

まず、大事なシートが存在しません。

また、サイドミラーもありません。

機能ユニットに分解するのも、今回は非常に苦戦しました。

 


今回のまとめ

 

コックピットの外観形状は70点

ハンドルは、操舵もできるので90点

でも大事なシート、サイドミラーが無いので、大きく減点。

総合で50点と言うところでしょうか。

 

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