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LEGOレゴ8386フェラーリF1レーサー1:10レビューその6

 

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今回は、フロントノーズ、ウイングについてレビューします。
クルマの最前面であることもあり、とても印象的な部分です。

 


目次

 

 
フロントノーズとは

 

クルマの先端部(ノーズ)のことで、

・クルマに影響する空気の流れをつくること

・衝突時の衝撃吸収部分となること

・車体とフロントウイングを連結すること

が大きな役割です。

 

実際のクルマでは、レース中に接触が起きやすく破損することが多いので、

交換が容易な構造になっていることも大きな特長です。

 


フロントノーズの再現

 

鋭利な形状をうまく造形しています。

全体に強度を持たせた剛性感のあるつくりをしています。

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本来はウイングを支えるだけの強度があればよい場所なので

下部で強度のあるレゴ部品を使い、

上部はフレキシブルロッド(曲げが可能な樹脂製の棒)だけでも良かったと思います。

重要なゼッケンを入れるために、ステッカーの接着面をつくり、

接着作業工程での強度確保するためのものでしょう。

であれば、もっときれいに、タイル状の部品で構成したかったように思います。

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上部はフレキシブルロッドは、長すぎますね。

脱着する部分で、縁切りしたかったです。

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車体との連結は、2つのピン状の部品で、本物のクルマそっくりになっているので、

非常に惜しいと思います。

もっとも、更に下部で連結があるので、

実際には簡単に脱着できるわけではありませんが。

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フロントウイングとは

 

クルマ前方部の羽根状の構造物のことで、

クルマに影響する空気の流れをつくることが大きな役目です。

操縦席からは非常に見えにくいようです。

2021年では、階段状に何層にも重なった形をしていますが、

このクルマF2003-GAの2003年頃は、多数階段状では無かったようです。

 


フロントウイングの再現

 

ほぼ平面状に造形しています。

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実際のクルマでは、横方向は波打っているので、違和感があるかもしれません。

直線的な部品が多いレゴでは、非常に苦戦する形状です。

先頭から2列目に円形断面の部品で構成したのは、

丸みを帯びた実際のクルマをイメージしたのかもしれません。

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両端の縦羽根は、厳密な再現となっていませんが、

イメージとしては、よくできていると思います。

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今回のまとめ

 

外観形状は70点、

構造としては、脱着がけっこう本物に近いかな、との印象80点

総合75点と言うところでしょうか。

 

 

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