今回は、黄色車両の外観です。
1:17サイズともなると、レゴでの再現の幅が広がり、
実車のそれぞれの構成を、しっかりと作り込んであります。
目次
サイドビュー
非常に魅力的な形状をしています。
上部のラインは、フロントからテールへ流れるようなラインです。
ブロック玩具の特徴であるブロックの連結では非常に難しい部分ですが、
レゴの大きな特長である多彩な連結方法をうまく使い、
角度が自由に変わる連結方法を採用して実現しています。
タイヤは大きなサイズに見えます。
走りにこだわったクルマということを印象づけています。
サイド下部のエアインテークのへこみは
F430の特長なので、キッチリと再現します。
フロントビュー
横幅が広く、重厚感があります。
バンパーも大型です。
前方の柱(Aピラー)は内側に倒しています。
このあたりは、クルマの外観全体に大きな影響を与えるので、
角度調整ができる部品を使って再現しています。
サイドミラーもしっかりと設定します。
テールビュー
4灯のテールランプは上部丸部を外観に残すフェラーリの特徴を再現します。
下部のエアディフューザーもしっかりと再現しています。
細いところだと牽引用のフックも付いています。
中央に銀色のエキゾーストパイプもありますが、
他の部分の出来が良いので、表現がやや物足りなく感じてしまいます。
テール上部ビュー
ここも綺麗に再現されます。
カバーを開くとここはエンジンの独壇場です。
V型12気筒のエンジン、再現の構造はF4300スパイダーと同じと思われます。
但し、チャレンジのエンジン外観色は”ブラック”です。
私は極力ステッカーを貼らないようにしていますが、
ここはあえてステッカーを貼っています。
貼ってから10年以上も経過していますので
経年劣化が進み、傷みも目立ちます。
キャビンビュー
屋根を開閉できるようにつくってあるので、室内を確認できます。
ハンドルはギア部品でなく、キチンとハンドル用部品を採用しています。
操舵の機構構造は、残念ながらありません。
シートはバケット形状、リクライニングも可能です。
サイドミラーは可変式で収納することができます。
床下ビュー
レーシングカーということでか、ジャッキアップが可能になっています。
助手席側のレバーを倒すと、車体下部のスタンドが4本立つようになっています。
まとめ
・外観全体は、実車のイメージをきれいに再現している。
・細かいところまで、非常によく作り込んでいる。
・可動部もいくつかあるが、操舵等の機構構造は期待できない。
次回は、分解してみたいと思います。