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LEGOレゴ60239パトロールカー組立再レビュー

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内容を充実させて、再レビューします。
このセットは男の子に人気のパトロールカーです。
クーペスタイル、ハイスピード仕様のパトロールカーでカッコイイです。

 


セットの特長

 

・パトロールカー実車の構成をよく再現してあり、遊ぶもよし、飾るもよしです。
・外観に表面が平滑なタイル部品を多用し、とても綺麗に仕上がっています。
・組立は比較的簡単で、さらにカラフルな色使いがあって、楽しく進めることができます。

 


目次

 

 


基本仕様

 

 レゴシティー(CITY)シリーズで、部品数は88コ、説明書1冊36ページです。
完成品の大きさは、全長12cm、幅5.5cm、高さ4.5cm 程度で、手のひらサイズです
レゴ社公式の組替モデルはありませんが、自己創作の組替は楽しめそうです。
価格は一般小売で、1000円~1500円程度です。(2020年9月現在)

 


セットの対象の方

 

 レゴ社推奨の対象年齢は5歳以上です。
細かい部品が多いので、誤飲等注意が必要です。
組立自体は比較的簡単ですが、保護者の方が見守ってあげてください。
細かい部品は組立中に行方不明になりやすく、これも注意が必要です。

 それからステッカー貼りがあります。
綺麗に貼るには、ちょっと技術がいるかもしれません。
保護者の方が手伝うのもいいでしょうし、
お子様自身が失敗しつつもやってみる、
と言うのも教育的視点では素晴らしいことと思います。

 組立所要時間は、大人で10分程度です。
5歳の方なら、30~60分もあれば十分かと思います。

 


部品の観察

 

 透明色パーツ、タイルパーツ(ボッチョが無いもの)、外装ステッカー、内装ハンドルとメーター等、お手軽なセットにしては、かなり盛りだくさんです。
また連結機能多彩な特殊部品がいくつかあり、独創的な製作にもおおいに寄与してくれそうです。
これらの特殊パーツがあるので、どちらかといえば、クリエーター(CREATOR)シリーズに近いセットと言えるかもしれません。

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組立


 自動車の車台骨格部の部品をベースにして、組立が始まります。
シャーシ(レゴ英語呼称=CHASSIS 6X12, NO. 1)と呼ばれるこの部品は、ミニフィグ1名乗車ができ、
この仕様のタイプのセットには、比較的よく用いられます。

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 パトロールカーの骨格部と室内の一部が出来上がりました。
赤、黄、薄黄、深青、グレー、白、黒、の7色を使っています。
完成すると見えにくい部品が3つほどありますが、
カラフルな色使いを工夫して、組立にも楽しさの提供をしていますね。

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 車軸部、車体サイド、フロントとテールの取り付け部には、
それぞれ特殊な部品を使っています。
これらは、小さい自動車を作るための、必須となる部品でもあります。

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 タイヤ部のモールが付きます。
このアイテム部品を装着すると、本物の自動車に、グーっと近づきます。

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 フロント部やテール部は、本体側にボッチ(凸部)が90°向きを変えた特殊部品で構築します。
本物に近い造形性が得られます。

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 仕上げには、外装部にタイル状の平滑な部品を取り付けます。
写真の右側がボッチのまま、左側がタイルで仕上げたものです。
タイルで仕上げると綺麗ですね。

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完成 全体の容姿

 

 完成品です。
一瞬では、レゴとは思えないような、出来栄えです。
タイル部品を多用し、ステッカーでの雰囲気づくり、
それからパトロールカーらしい透明のサイレン部品の採用などが、成功しています。

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サイドビュー

 

 前傾のクーペスタイル、せり上がったボンネット(高性能エンジンが入っていそう)、など、暴走車両をハイスピードで追跡する姿が容易に想像できます。
自分で動かして、走らせてみたくなりますね。

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フロントまわり

 

 黒い横筋のフロントグリル、その横に青いパトライト、
せり上がったボンネット中央部とPOLICEステッカー、
細かい部品とタイル状部品を多用し、精巧に再現しています。
透明のヘッドランプがやや消極的に見えるのが、ちょっと残念です。

この視点だと、ボッチがほとんど見えないので、
一瞬、レゴだとは思えないですね。

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テール

 

 小さいサイズのパトロールでありながら、ブレーキランプ、エキゾースト、など、
実際の車と同じ装備を、作り込んでいます。
モデラ―の意気込みを感じます。

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運転席

 

 ハンドル、スピードメーター、タコメーター、が見えます。
手が込んでいます。

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レゴのパトカーについて

 

 一般にパトロールカーは、みんなに大人気です。
レゴのパトロールカーもその例に漏れず大人気で、ほぼ毎年新作品があります。

それは、単独のセットであったり、警察署のセットの一部だったり、です。
今回のようにシティーシリーズの単独1台セットというのは、数年に1回程度のようです。

今回のモデルである60239は2019年モデルで、日本では2018年の12月から入手ができました。
2020年は継続モデルとなり、現在のレゴジャパンの2020年カタログに搭載があります。

人気の高さがうかがえます。
今年の12月まで一般小売店では流通の見通しかと思います。

今後は、2021年は、廃番扱いとなると思われます。(人気持続なら再継続かも)
次回のシティーで単独セットの新しいセットは、2022年ぐらいかもしれません。

 


まとめ

 

・組立は比較的簡単ですが、細かい部品があるので、注意が必要です
・パトロールカーとしての完成度が高く、スタイルも素晴らしい。
・組立て良し、眺めて良し、動かして良し、の3拍子が揃っている。

 

 

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