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LEGOレゴ10151ホットロッドのなぞ復刻のセット

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今回は復刻など長い期間で発売されるレゴセットについてレビューします。

レゴセットは、ほとんどの場合、年度セットとなります。
普通1~2年程度、長くても3年でたいていのセットは廃版になります。

3年以上の期間でレゴセットを正規の一般流通で販売するやり方は

(AMAZONなどで古い新品セットをプレミアムで販売する場合を除くと)


1)ほぼ同じ内容での復刻で発売
2)中身を少し変えての復刻で発売
3)何年もそのままで発売


こんなパターンに分類できます。
今回の10151ホットロッドは、1)ほぼ同じ内容での復刻で発売、になります。


目次

 

 

 


1)ほぼ同じ内容での復刻で発売


10151レジェンド(Legends)シリーズ ホットロッド(Hot Rod) 2004年発売です。

初版は、5541モデルチーム(Model Team)シリーズ Blue Fury 1995年発売です。 

www.amazon.co.uk

違いは、外箱表面と説明書表紙のシリーズタイトル、

それから、メーカー希望価格ぐらいで、(0.5ドル程度の差)

その他の違いは、無かったと思われます。

レジェンドとは、復刻版に与えられた称号だったようです。

スターウォーズのタグにもレジェンドという称号がありますが、これとは異なります。

復刻版のレジェンドシリーズは 全部で10セットです。

当時はレゴセット番号が4桁の時代で、特殊なセットにのみ5桁の10000番台が与えられました。

復刻版には、10000~10151までに任意に割り当てられました。

2001年~2004年に発売され、10151が最終セットの10セット目になります。

内訳は、建築物5、乗り物5(鉄道2 船舶2、自動車1)

部品点数は 144~973です。

選考基準や過程は、よくわかりませんが、

レゴの特長がよく表現された魅力的なセットで、

価格的には、求めやすいものに思います。

 

 

  10151の初版の5541について


モデルチーム(MODEL TEAM)シリーズで、玩具と言うよりも趣味のレゴの部類のです。
このシリーズからは、この5541の1種類だけが選ばれました。

英語のセット名は Blue Fury と言います。

日本語のセット名はよくわかりませんが、青い猛威 とでも訳せそうです。

破格のエンジンを搭載しスピード重視のホットロッドを

状態印象表現で、セット名にしたものと思われます。

 

モデルチーム(MODEL TEAM)シリーズは1986年~1999年の期間に発売され

有名どころでは、5571: Giant Truck (ブラックキャット)があります。 

この5571は、1757コの部品点数を誇り、一般市販セットで当時最多で

長い間、トップの座にいました。

このモデルは、当時から大人気でした。

現在の取引価格は、10万円を超えます。 


モデルチーム(MODEL TEAM)シリーズの前身とも言えるシリーズに

1975年から発売されたホビーセット(Hobby Set)シリーズがあります。

このシリーズからも1セット、復刻版が出ています。
 
10021アメリカ18世紀の旗艦(USS Constellation)です。

www.amazon.co.uk

 

 

2)中身を変えて復刻での発売


有名どころだと、

クリエーター(Creator)シリーズ10256 タージマハル(Taj Mahal) があります。 

初版は、2008年の10189です。

2017年に、番号を新たに取得して、10256で復刻されます。

大きく違いは2つです。


a)ブロック外しが追加になった。

部品点数は、5922コから5923コになりました。


b)メーカー希望価格 70ドル(約7000円)上昇した

アメリカの小売価格で299.99ドルから369.99ドルになりました。


10年程度の時間差がありますが、

ブロック外しが1コ7000円というイメージでしょうか。

 

  

スターウォーズシリーズのミレニアムファルコンで、

部品点数が2000コ程度のものがいくつか出ています。

これは広義では復刻となるでしょうが、

新たにデザインを変えているので、今回の復刻からは、外して考えましょう。

 

 

3)何年もそのままで発売


クリエーター(Creator)シリーズ で

10220フォルクスワーゲンT1キャンプバン(Volkswagen T1 Camper Van)があります。

部品点数は1332コで、2011年発売されました。

9年ほど経ちます。メーカー希望価格は119.99ドルのままです。

日本国内のレゴ直営店などで、時々販売されているのを見かけます。(2020年11

月現在)

上述しましたが、2011年当時は一般的なレゴセットは4桁番号で、

この10220は5桁番号で、特殊なセットになります。

2011年に発売されたとき、私はプレミアムがつくと思って、購入しましたが、当て

が外れました。

(コレクションとして買ったので、気にすることもないですけど)

在庫過多で9年前に製造したものを販売しているのでしょうか? 

ところで、最近は、10220のままでパッケージ変更と部品点数が2つ増えたものも発売

されています。

今度見かけたら確認しようと思います。

 

 

おわりに

 

 復刻されたセットは、どれも魅力的なものばかりです。

もし発見したら、是非購入を検討してみてください。

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