エンツォフェラーリ(ENZO Ferrari)スケール1:17の最終回です。
実車に近い形のユニットでレゴをサブ組立をしたので、
これを完成組立をしていきます。
サブ組立をモノコック構造を前提で進めてきましたが、
8652レゴセットではラダーフレーム構造に非常に近く、
そのフレームを連結するために、何度も組み立て直しとなってしまっています。
たいへんですが、非常に面白い部分でもあります。
目次
キャビン
エンツォフェラーリの構成上の中心はキャビンとなります。
このキャビンへ他の機能ユニットを組み立てるわけですが、
この8652レゴセットの構成上、前処理が必要となる部分があります。
それらを先に進めることとします。
フロントまわりとフレーム
強度確保のための細長ブロック部分を、他の機能ユニットの細長ブロックと
ペグにて連結します。
そのために一度プレートと細長ブロックを分解します。
細長ブロックを連結しラダーフレームが構成できたら、
下部プレートの組立をしていきます。
エンジンまわりとフレーム
フロントまわり同じようにエンジンとフレームを分解し、
フレームを先に組み立てていきます。
キャビン後方の部分は強度を保つように組み付けてあるため手順の制約があり、
本来の組み立て順番に従うような形になります。
フレームが組上がったところでエンジンを再度搭載します。
次にキャビンの内部の再度組立をします。
この状態でタイヤを装着してみましょう。
2人乗りの F 1カーというイメージですね。
エンツォフェラーリの大きな特長がよくわかります。
後輪のサイドパネル
ここの組み立て自体は非常に簡単です。
サイドのエアインテークがあります。
エンツォフェラーリを非常に色濃く反映する部分です。。
テール
ここも組み立ては簡単です。
先ほどはF1カーのイメージでしたが、ここまでくると
F 1カーと言うよりも、公道仕様スーパーカーになってきます。
リアのエンジンカバー
ここも簡単に取り付けます。
実車では、もっと大型のカバーで、後輪タイヤ上部までの大きさがあります。
ドアとキャビン上部
ドア、上部中央の組立をします。フロントガラスと屋根になります。
バタフライドアが、エンツォフェラーリの大きな特長ですが、再現はありません。
このセットを手にした方は、是非チャレンジしてみてください。
完成
フロント部分特にボンネットの周りがだいぶ苦労した跡が見受けられますね。
テールリア周りは非常に美しく仕上がっています。
テールを車の下から覗きます。
ディフューザーがしっかりと制作されています。
正面から見ます。
迫力のある造形美をしています。
エンジンルームはV12気筒が綺麗に見えます。
その後方部のショックアブソーバーも非常に美しく見えます。
エンツォフェラーリを1:17スケールにて、非常に完成度が高く再現できました。
まとめ(4回の連載を通して)
・エンツォフェラーリ1:17スケールモデルとして完成度が非常に高い。
・バタフライドアの再現は、このセット購入の方の創作次第か。
・細かい点ではあるが、ハンドルに工夫がほしかった気がする。
ここまで面白いとは思いませんでした。
しばらくフェラーリをやってみます。