エンツォフェラーリ(ENZO Ferrari)スケール1:17の3回目です。
前回はキャビンエンジンフロントの三つについてレビューしましたが、
今回はそれ以外のところをレビューします。
目次
ドア
実車ではチョウが羽ばたくようなバタフライドアになっています。
エンツォフェラーリの大きな特徴の1つです。
レゴ8652では、機構的な再現はされていませんが、
ドア単独の機能ユニットとして組み立て完成する事が可能です。
この辺りは、よく考えてあると思います。
透明ガラスを再現するため、レゴ透明部品を使っています。
レゴヒンジ部品を使ってあげれば、バタフライドアを再現できそうな気もします。
隙間の設定など、かなり難易度は高いと思いますが。
アンダーパネル
実車で存在するアンダーパネルを黒のパネル状レゴ部品で、きちんと再現しています。
後部には空力改善のディフューザーもきちんと再現されます。
エンツォフェラーリ実車では固定式で、以前レビューしたF430の実車は可動式です。
レゴではそれぞれ忠実に再現しており、
それぞれのレゴセットで異なった作りになっています。
リアサイドパネル
ここでの注目ポイントはサイドのエアインテーク形状です。
エンジンと後輪のタイヤ・ブレーキへのエアの供給となります。
この部分は、エンツォフェラーリの特徴的な部分です。
レゴでの再現は非常に難しいところですが、しっかりと再現されます。
テール
実車のイメージをレゴ8652は踏襲しています。
丸型4灯のテールランプ、ここはエンツォと言うより、フェラーリ全体の特徴的な部分です。
実車ではテールランプの上半分が外観部に盛り上がるようになっていますが、
レゴ8652では、簡略されます。
下部にはエキゾーストパイプの形状がキチンと設定されます。
各エキゾーストパイプの中央に穴があいてると非常に良かったですね。
リアエンジンカバー
実車では長方形の大きなカバーになります。
後輪のタイヤの上部まで、広がる大きさです。
レゴ8652では、エンジン上部の再現とし、台形の小さなものになります。
レゴ透明部品を使って透明ガラスを再現しています。
レゴ透明部品の下にブラックパネルがつくため、中のエンジンは見えません
このあたりはレゴ8671のF430のように
実車の透明ガラスは、枠だけにするという手法もあったかもしれません
このモデルを改造する楽しみかもしれません。
まとめ
・エンツォフェラーリの特徴のバタフライドア、テールランプ、などが再現される。
・エンジンカバーなどは、若干簡略されるところもある。
・基本構成は実車とほぼ同じなので、手軽に改造ができそう。
次回は、組立と完成とします。