セットの特長
・LEGO 初めての４輪日本車モデル、日産自動車ライセンス
・細部まで実車を再現、この価格帯で驚き！
・LEGO８ワイド車両仕様、（小型モデルの２シート）
対象の方（年齢など
・LEGO社推奨７歳以上。（細かい部品があるので、幼児等の誤飲など取扱いに注意が必要）
・自動車が大好きな方。特に日産GTRに興味がある方は必須か（数年後は入手ハードルアップかも？）
・自動車販売店の方も（インテリアにいかがでしょうか）
LEGO基本仕様
・SPEED CHAMPIONSシリーズの2020年モデルの１つ。
・実車の外観、造形、デザインを徹底的に再現追及したモデル。
・部品点数２９８個、説明書８０ページ。全長約１６cm、幅約８cm、CITYサイズの車と比較すると少々大きい。。
・2020年初登場のLEGO８ワイド車両仕様で、車両幅を８ポッチ（凸突起）とし小型モデルで２シートを実現。
＜完成品＞
実車再現の徹底的なこだわり
全体の縮尺は、実車の全長、全幅、高さ、ホィールベースについては、私の調査では１／２９でほぼ正確に再現されていることがわかりました。これは、LEGOがブロックという標準寸法単位が存在する特性を持っていることを考えると、驚くべき正確な数字と言えます。日産自動車と提携してのモデル製作ではありますが、渾身の１台であることは、間違いありません。
組立のポイントは、実は”シール貼りにあり？”！
実は私は、LEGOに付属のシールを貼ることに、やや抵抗を持っています。理由は、LEGOの使いまわしに支障が出るからです。だから今回も最初はシールを貼らず、最初から印刷されている３点だけとなっています。
結果は、”テールだけならスカイラインに見えますが、後はよくわからない”です。（スカイラインと言うのがオチですが。）貼ってみれば、文句なしのGT-Rのレース仕様車になります。
さて今回は、まとめてシールを貼ったのですが、ブロック毎のつなぎ目がうまくいかない、などで、何度も貼り直すことになりました。位置精度は、0.5mm以内、がほしいと思います。それも貼り付け面の中央に貼ればいいというわけでもなく。２，３度なら貼り直しは十分に可能ですが、シールが損傷しないように、ピンセットを使うことを強くお薦めいたします。お子様が苦戦していたら、大人の方が手伝ってあげてください。ちなみに私は貼り直しが過ぎたようで、角部が劣化してしまいました。
GT-Rはテールがその歴史を物語る
次のポイントは、何といってもテールです。GT-Rのテールは伝統の４灯丸型なので、その点ではLEGOでは再現が比較的容易です。問題は外側にやや斜めに上がった配置です。ここはプレートをうまく使い傾斜させ、絶妙に再現しています。
マフラーも光沢のあるグレーを使い雰囲気を出しています。そして最後はお決まりに”GT R”エンブレムですね。
（お詫び＝GT-Rシールブロックの位置が間違っていることに後から気づきました。正しくは右側になります。お詫びと訂正致します。2020年5月時点では、説明書は間違っており、外箱な正しい位置になっています。）
サイドの再現は美しさの秘訣
続いてサイドです。ボリューム感をうまく出しています。ドアを薄いプレートで作り前後を膨らませています。ボンネット・フロントガラスから、リアゲートまでの流れるようなラインもきちんと再現しています。これらいわゆるボディーラインは実車の美しさを損ねることなく再現しています。
細かいところでは、ドアミラーの再現も特筆です。ホイールは、２つの仕様を選ぶことができます。ブレーキのディスクもさり気なく再現しています。
やっぱりフロントマスクですね
この威圧感はさすがですね。まず全幅が広いことが理由でしょう。新しく2020年モデルから、８ワイド車両（8 Wide Vehicle・・・突起凸が８コあり、従来は６コで狭かった）のモデルとなり、このGT-Rはその先陣を切っての採用です。フロントコーナー部も流れるラインとエッジの効いたグリルも威圧感の隠れた秘密かと思われます。そして最後はテール同様、こちらも”GT R”のエンブレムが輝きます。
余談ですが・・・
エキストラ部品は１２コ、これにホイール部リム４コ、スパナ１コ、ミニフィグの髪毛部１コが余ります。
同じ部品（形状と色が同一）が２コ以上余ったら、それは組付け忘れです。（今回、私も当初２種ほど忘れがありました。）
それから、ここまで完成度が高いと拍手喝采なのですが、例えばボンネット内のエンジンとかってどうなの？とか、ちょっと気になることもあります。少々時間をいただいて、そのあたりや内装２シートとか個別部品について、ちょっと考察してみようかと思います。
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